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砂糖のまめ知識


気がつくと固まっている上白糖。
使うときに頑張って崩していませんか?

そこで解決方法です。さらさらの状態のときにグラニュー糖やヨーグルトについてくる顆粒状の砂糖(実はこれもグラニュー糖を顆粒状にしたもの)を混ぜておくと固まりにくくなります。もし固まってしまったら同量の上白糖を継ぎ足す。これでOK。ちなみにこの上白糖、ほぼ日本のみで利用されているそう。世界的には「砂糖」といえばグラニュー糖を意味します。

 

疲れた時には甘いものが効きますよね。
砂糖は甘いものの代名詞。

フランスでは車を運転する時には「免許証と角砂糖を忘れずに」という格言もあり、運転に疲れてきたらキャンディや砂糖入りのコーヒー・紅茶で脳にエネルギーを送りこむのが、安全運転の一番の妙薬だと言われています。


砂糖にはいろいろな特性があります。例えば肉に砂糖をもみこむと砂糖がたんぱく質と水分を結びつけて、肉を柔らかくするので漬けこみダレにぴったり。また砂糖はカビや細菌の繁殖に必要な水分を吸収して、繁殖できないようにする働きがあるため、料理に砂糖を入れておくと日持ちします。お弁当のおかずは甘味を強めにすると安心。

 

バラの産地として有名なイタリアのサンレモ地方では、お墓の花を美しく保つのに砂糖は欠かせないアイテム。花びんの水に砂糖をプラスすると、花がぐっと長もちします。この効果を利用した切り花活性剤も市販されているほど。

 

砂糖は調理材料の中に入り込んで素材を柔らかくするとともに、塩、醤油、酢などの他の調味料をしみ込みやすくさせる効果があります。よく調味料の使い方として「さしすせそ」と言います。(さ)砂糖・(し)塩・(す)酢・(せ)醤油・(そ)味噌――の順番で味付けをするのがいいというものですが、その最大の理由は砂糖の分子量が他の調味料よりも大きいから。逆に分子量の少ない塩を先に入れると塩の味が先に入り込んで素材が締まってしまい、砂糖が素材に入ってこなくなるのです。また砂糖と塩は非発酵調味料ですが、残りの「すせそ」すなわちお酢や醤油、味噌は発酵食品。そこで香りや風味がとんでしまわないようにこちらを最後に入れたほうがいいという意味でも「さしすせそ」は理に適っています。


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